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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

PLA による 3D 印刷時のテストベッド冷却

PLA は常温でも印刷可能だが,冬には 30℃ くらいまでプリント・ベッドを加熱したほうがうまくいく. 温度がひくいと,フィラメントがベッドからはがれやすくなる. しかし,逆にプリント・ベッドの温度がたかすぎると,印刷精度がさがってしまう.

PLA を使用するときにプリント・ベッドの温度を 60℃ にしているひとがいるようだが,この温度では PLA は軟化するため,印刷精度が低下する. テストベッドが 30℃ でも,ファンがよわいと PLA の温度が 60℃ からさがらずに精度が低下することがある. 強力なファンを用意して適切につかえば,この問題はさけることができる. (しかし,プリント・ヘッドによわいファンをとりつけることがひろくおこなわれているが,その程度では十分でないようにおもえる.)

しかし,夏になるとプリント・ベッドを加熱しなくても 30℃ よりたかい温度になりやすい. このときはもっと強力に冷却したほうがよい. ファンだけでは十分に冷却できないから,プリント・ベッドに熱伝導率のたかい材質の板をつかうのがよい. 私はアルミをつかうようにしている.

それでもだめなら冷房をいれる (つよくする) ことがかんがえられる. (昨年は冷房でしのいでいたのだが,今年はプリンタのそばにかぜをおくるエアコンが暖房専用になってしまった (冷房モードにならなくなった) ので,それができない.) あるいは,氷などでひやすことがかんがえられるが,まだそこまでやったことはない.

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