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インターフェース・デザイン・アメニティ:リモコンのインターフェース

意味のない (?!) 「地上」,「BS」,「CS」などのボタンがついたテレビのリモコンからの脱却

テレビのリモコンには 「地上」,「BS」,「CS」などとかかれたボタンがある. チャネル番号がこれらのあいだでかさなっているから当然だともいえるが,内容でチャネルをえらぶ視聴者にはこれらはほとんど意味がない. チャネル番号とこれらをあわせたものが画像のアドレスとなっているわけだが,アドレスの構造を複雑化しているだけだ. 内容にもとづくアドレッシング (content-based addressing) がのぞましいのではないだろうか?

これらのなかでチャネル数がもっとも多いのは CS だ. だから,CS では内容がちかいチャネルをちかくに配置するようにしている. つまり,隣接性 (proximity) が考慮されている. しかし,地デジや BS は各チャネルがはばひろい内容を放送していることもあり,内容で配置されてはいない. しかし,すくなくとも特定の時刻には特定の番組を放送しているわけだから,内容にもとづいて番組を配置する (隣接性を考慮する) ことはできるはずだ. チャネルは放送局を 1 次元に配置するが,画面が 2 次元だということもあり,2 次元に配置するほうがよいようにおもえる.

現在は数 10 チャネルある放送局のなかからの選択は途方にくれるばかりだ. しかし,番組の類似性などにもとづいて放送波を平面にならべて選択できるようにすれば,かつザッピングが高速にできるなら,もっとうまく選局できるのではないだろうか?

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