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書評

メカトロニクス入門書は単なるよせあつめ

最近 3D プリンタをいろいろいじっているが,こういう機器をつくるための技術に 「メカトロニクス」 というなまえがついていることをおもいだして,本をさがしてみた. 3 冊ほどの本をみてみたかぎりでは,機械,電子,制御などに関する記述をただならべただけであり,中途半端なのでそれぞれの専門書を買ったほうがよほどよいようにおもえた.

入手した本はつぎのとおりだ.

いずれも,最後にロポットなどに関する応用が書かれている以外は,要素技術についての記述をならべただけだという印象をうける. また,応用をかんがえるうえでは情報とくにソフトウェアが重要なはずだが,10 年以上まえに書かれた本だということもあって,それについてはわずかしか書かれていない. これらのあいだに要素技術をつなぐ汎用的ななにかがなければ,「メカトロニクス」 という 「工学・学問」 にはならないのではないだろうか. そもそも 「メカトロニクス」 というなまえには 「情報」 がはいっておらず,学会でもつかわれているとはいえ,このことばじたいがもう時代おくれなのかもしれない.

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