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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

3D プリント・ヘッドの修理とプラグイン化

過熱事故でプリント・ヘッドがつかえなくなっていたが,ようやく修理した. ふたたび事故がおこらないように,サーミスタをハチマキでしばりつけた. とけてかたまったプラスティックをできるだけとりのぞき,交換したプラスティック部品をねじこんでくみたてた. さらに,ヘッドが交換できるように,プラグイン化した.

サーミスタはマルツパーツ館で Semitec 104GT-1 を買えばよいことがわかっていたのが,また秋葉原までいくのもめんどうなので,今度は Web で発注した. またリードがちぎれる可能性もあるので,3 個まとめて買った. こわれたヘッドはもうひとつあるので,これをつかえばそれも修理することができる.

まずは,かたまった RTV をサーミスタをいれるヘッドのあなからとりのぞいた. そこにサーミスタの先端をいれ,PTFE チュープにいれた針金をハチマキのようにしてサーミスタをおさえこむ (左下の写真). サーミスタのリード線はハチマキの両側からでているのだが,写真ではそれがわかりにくい. そして,ハチマキがはずれないように,RTV で固定する. これでサーミスタがはずれて過熱事故をおこすことはなくなるだろう.

RIMG3173.jpg RIMG3174.jpg

ヒーターへの配線はすでにコネクタをつけてはずせるようにしていたが,サーミスタにはうまくコネクタがとりつけられず,ハンダづけしていた. サーミスタのリード線に PTFE チュープをかぶせ,その先端にこわれたプリント基板用コネクタからとった端子をハンダづけする. この端子を 2P のコネクタにさしこむようにした. これで,ヘッドにつながるすべての線がはずれるようになり,ヘッドをプラグインすることができるようになった (右上の写真). とはいえ,はずすのはそんなに容易ではない. 左にでている 2 本がサーミスタの線であり,あとの 2 本がヒーターの線だ.

ヘッドの先端部分にはプラスティック部品をねじこんで固定するようになっているが,過熱事故でその部品がとけて,ネジ山のあいだに ABS 樹脂がはいりこんでいる. ヒーターに通電しサーミスタもはたらかせた状態で 220℃ くらいに加熱し,その状態で ABS をできるだけとりのぞく. さわればやけどする,かつペンチなどでがっちり固定すると温度が低下してしまう. へたするとサーミスタをこわしたり,ショートさせたりしかねない. なかなか作業しにくい. ABS をすべてとりのぞくのは困難なので,部品を完全にねじこむのはあきらめた. そのかわり,ヘッドのなかにいれる PTFE チューブをすこしながめにした. このチューブがノズルにちょうどはまるようにする. もとのチューブはとけてしまっているので,別途買ったものを切断してつかっている.

ノズルはこれまでつかってきたものを再利用しようとしたが,ABS がノズルのなかで炭化しているようで,フィラメントがうまくながれない. そこで,交換用に買っていたノズルに交換した.

RIMG3276.jpgこれでようやくつかえるようになった. 完成したヘッドの写真を最後にのせておく. ヘッドの右にある黒い物体がサーミスタ用のコネクタだ. ヘッドの周囲に RTV をぬってあるが,こうするまえにはファンをまわすとヘッドの温度が 15℃ 以上もさがって,なかなか回復しなくなっていた. RTV をぬってからは温度低下は 5℃ くらいにおさえられ,すぐに回復されるようになった. つまり,その効果は絶大だ.

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