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書評:心理, 心理

スタンフォードの講義だからといって過大な期待はもたないほうがよい ― ケリー・マクゴニガル 著 「スタンフォードの自分を変える教室」

"The Willpower Instinct" という英語のタイトルとくらべると,日本語のタイトルは漠然としている. 漠然とした印象のまま買って失敗した. 内容紹介には「受講者の 97% に影響を与えた」とあるが,「意志」 に関して問題のないひとには必要のない内容であるようにおもえる. 内容が科学的かというと,かならずしもそうはいえない. 5 章は脳とドーパミンが話題とされているが,「ドーパミン」 ということばはむしろ比喩的な意味でつかわれているだけであり,脳科学とはあまり関係がない. あまり得るところはなかった.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 自分を変える教室@Amazon.co.jp

注記: Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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