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数学・計算・情報学・プログラミング:人工知能・複雑系と人工生命, 書評:数学・計算・情報学・プログラミング

酸素のように成果が拡散してしまった Oxygen プロジェクトの計画 ― マイケル・ダートウゾス 著 「MIT コンピュータサイエンス・ラボ所長ダートウゾス教授の IT 学講義」

なぜかいまごろになってこんな本を読んでいる. 意味不明なタイトルだが,内容は MIT で 1999 年から 5 年間おこなわれた Oxygen というプロジェクトの目標とその開始時点での内容の紹介だ.

目標にはいろいろカッコいいことが書いてあるが,地をはうような地味なプロジェクトだ. テーマは自動化,個人化 (personalization),コラボレーション,カスタマイゼーションなど,タイトルだけみればだれでもおもいつき,やってみようとおもうようなことばかりだ. それにまた,「人間中心型」 という陳腐な形容詞がついている.

そういう地道な内容の研究はもちろん重要なはずであり,その成果はきっといま Web などでいかされているのだろうとおもう. しかし,いまその成果をさがしてみても,容易にみつけることができない. まさに,酸素 (oxygen) のように拡散してしまっている.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: IT学講義@Amazon.co.jp

注記: Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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