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政治・法律・憲法:外交・国際関係, 政治・法律・憲法:野田佳彦内閣

野田首相の稚拙な外交がまねいた日中関係悪化

最近,日中関係が急速に悪化して,政治だけでなく経済への影響が深刻になっている. なぜこうなってしまったのか. 中国側にも原因があるが,最大のまちがいは野田首相が胡錦濤主席と APEC で 15 分間の立ち話をしたことだろう. 今後はこのような稚拙な外交をしないようにするとともに,日中関係正常化のために最善の努力をしてほしい.

Noda-Kokinto.jpg中国が最近,尖閣問題でつよくでているのは,メンツをつぶされたからだという. どこでメンツをつぶされたかというと,APEC での立ち話で野田首相に国有化しないように言ったにもかかわらず,わずか 2 日後に国有化にふみきったことだという.

では,国有化を延期すればよかったのか? それもひとつの方法だっただろう. もともとは東京都が買いとることになっていた. それをあとから国有化するという手順でもよかったのではないかとおもう.

しかし,もっと重大な問題点は立ち話そのものにあるのだろう. 2 人が立ち話をしたとニュースできいたときから,やや異様な感じをもっていた. これは首脳どうしの会談のしかたとしては異例なものだという. 異例でもよい方向にむかえばよいが,これが中国側の琴線にふれてしまった. 外交のやりかたとしてはリスクがおおきいものだったといえるだろう.

野田首相としてはできるだけ日中間で対話をすることが重要だとかんがえていたのだろう. しかし,かえって胡錦濤主席のメンツをつぶしてしまうことになり,中国はつよく出ざるをえなくなった. 外交においては相手つまり中国人や中国の政治を理解することが重要だ. しかし,それが不十分だから,このような事態をまねいたのだろう.

いまさら指摘しても関係はもとにはもどせないが,今後はこのようなことがないようにしてもらいたい. また,国境問題において不利になりないかたちで日中関係を正常化するさまざまな方法をくふうしてもらいたい.

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