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書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

ユートピア小説や不思議なことばを話すひとの話などにひきつけられる ― マリナ・ヤグェーロ 著, 「言語の夢想者 ― 17 世紀普遍言語から現代 SF まで」

この本より最近書かれたウンベルト・エーコの 「完全言語の探求」 と同様に 「アダムの言葉」,洪水,バベルの塔 からはじまり,チョムスキーにつづいていく普遍言語が中心のテーマになっている. だが,エーコの本とはちがってユートピア小説とその作者にひかりをあてている. ゴドウィンの 「月世界の人」 をはじめとする月や火星の話,ならってもいない外国語や不思議なことばを話すひとの話 (「外国語がかり」 や 「異言」),そのなかにも 「火星語」 を話すエレーヌ・スミスの話がある. この本を読んでもなお正体不明だが,これらの話題にひきつけられる. エスペラントについても言及している部分はあるが,それはこの本のテーマではない. エーコの本とあわせて読むとよいだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 言語の夢想者@Amazon.co.jp

注記: Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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