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観光・旅行・出張:散歩・まちあるき, 書評:観光・旅行・出張

東京散歩に関する本 ― 自分にあったものとあわないもの

東京の散歩に関する本が多数,出版されている. 私もまえからまちあるきがすきで,東京もあるきたいとかんがえてきたから,その種の本もだいぶ買いあつめた. 両国付近の散歩の前後にそれをみてみると,趣味にあうもの,あわないものがあることがみえてくる.

成美堂出版の「歩く地図 東京散歩 2013」 は,事前にみたところでは,2 つの点で違和感があった. ひとつは,あるく距離がとてもみじかいことだ. 私がめざしたのは東京駅から両国,深川をへてスカイツリーにいたる行程だが,この本ではそのくらいの距離はすくなくとも 4 つにわかれている. もうひとつは,たべものの話題がおおいことだ. 1 日の散歩だから,おおくても 2 回しか食事はしない. 夜までにはかえる予定だから,たぶん 1 回だけだろう. いろいろ書かれていても,たべられるわけがない.

散歩がおわってからもう 1 回みて,さらにもうひとつ,わかったことがある. それは,私があるいた場所とこの本に書いてある行程がほとんどかさなっていないことだ. おもな理由は食べ物屋がおおいところをあるくようになっていることなのだろう.

一方,「散歩の達人 東京都心さんぽ」 では,とりあげられている行程が私があるいたところにちかい. また,皇居一周がコースとしてとりあげられているところなど,散歩の範囲ないし距離感も比較的ちかい. (もっとも,私があるく距離はもっとながいのだが…)

内容がよくわからないままに買ってしまった 「歩く地図 東京散歩 2013」 だが,今後はたぶんこの本をネタにすることはないだろう. 一方,「散歩の達人 東京都心さんぽ」 のほうは,これからも参考にするだろう.

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