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さまざまなヒントがあるが同意できない点もある ― 堀 正岳 著, 「理系のためのクラウド知的生産術」

Google が提供するさまざまなツールやエバーノート,スカイプ,フェースブックなどのツールを研究にどうやくだてることができるかが書かれている. この手の一部の本とはちがって,著者の経験にもとづいて,ほんとうにつかえるやりかたを書いているのだろうし,先端的なつかいかただといえるだろう.

しかし,これだけさまざまなツールをずっとつかいこなしていけるのだろうかという疑問も感じる. メールにふりまわされないために G メールをつかうことをすすめていて,それはおおくのひとがこころみていることでもある. しかし,メールにふりまわされるかどうかは,著者もところどころ書いているように,環境よりつかいかたの問題だから,環境によって問題が解決されるかのようなかきかたは適切でないだろう. また,論文管理のためのツールはむかしからあるが,あまり決定版といえるものはないから,ここで紹介されているメンデレイがものになるのかは疑問だ.

とはいえ,ここにはさまざまなヒントがあることはたしかだ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: クラウド知的生産術@ [bk1]クラウド知的生産術@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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