[ トップページ ]
書評:生活, 生活:食品・料理と嗜好

著者の趣味は読者と一致するか ?! ― 上原 浩 著, 「純米酒を極める」

著者は現役時代から広島県工業試験所で日本酒にかかわってきた. 著者は日本酒は純米酒であるべきだとかんがえていて,この本ではそういう著者のかんがえが展開されている. しかし,世の中にはそれとはちがうかんがえがあること,そのなかには尊重するべきかんがえもあることもみとめている.

酒の趣味はひとによってちがう. だから,読者は著者のかんがえが自分にあっているのかどうかを,みきわめるべきだろう. すくなくとも私のかんがえとはあっている. 著者が評価している純米酒専門の福光屋の酒 (たとえば福正宗) はやすくてうまいとおもう. もちろん著者はもっと値のはる酒も評価しているが,やすくてうまいものに関して意見が合ったことはうれしい.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 純米酒を極める (文庫)@ [bk1]純米酒を極める (新書)@ [bk1]純米酒を極める (文庫)@Amazon.co.jp純米酒を極める (新書)@Amazon.co.jp

注記: BK1書評 (文庫)書評 (新書)Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

キーワード:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/5355

コメントを投稿

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type