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2011-11 アーカイブ

2011-11-01

地理・地域:アフリカ, 書評:社会・経済

アフリカ各国がかかえるさまざまな問題についてのべている. ジンバブエのムガベ大統領らによるデタラメな政策によってハイパーインフレをはじめとする破壊的な状況がおこったこと,勝手放題にふるまう中国人たち,アフリカからにげだして歌舞伎町などでぼったくりの商売をするひとびとなど. この本の最後にはいくつか,よい話もかかれているのだが,基本的には 「崩壊するアフリカ」 という印象をあたえる. アフリカはだめだとおもいたいひとたちの格好の材料になるのではないだろうか.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: アフリカ・レポート@ [bk1]アフリカ・レポート@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

マンションの大規模修繕を管理会社のいうままにすると大損する,大規模修繕は管理組合中心でやるべきだと著者は主張する. 管理会社や業者のウソをみぬく方法や,修繕のコストをさげ,品質をあげるためのポイントや実例がいろいろあげられている. しかし,成功するためにはすくなくとも組合理事長が,それなりのやくわりをはたさなければならない. そんなに安易な方法はないということだ.

評価: ★★★★☆

関連リンク: マンション管理大損のからくり@ [bk1]マンション管理大損のからくり@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

塗装を中心とする修繕工事をてがけてきた著者は,管理会社や業者のいいなりになるマンションの大規模修繕のムダを指摘する. 著者の会社ではどうやってコストダウンをはかっているかを,足場,下地補修,塗装など,工事の項目にそって説明している. 4 章だけは他の章とはちがって,著者のビジネスとくに自己破産させた会社について書いている. マンションの大規模修繕とは直接関係はないが,これはこれでおもしろい.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: まちがいだらけの大規模修繕@ [bk1]まちがいだらけの大規模修繕@Amazon.co.jp

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2011-11-02

生活:住宅・設備, 書評:生活

マンションの管理組合が修繕計画をたてて,それをどのようにすすめていけばよいかが書かれている. 建物の各部分や設備についてそれぞれくわしく説明し,計画についても詳細な項目があげられている. ここまでやる管理組合はなかなかないのではないだろうか. ここまで書かれると,むしろ,退いてしまう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: マンション管理大損のからくり@Amazon.co.jpマンション管理大損のからくり@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

あるマンションで大規模修繕工事がどのようにすすめられたかを記録している. 総会は紛糾し,管理組合役員は苦労をかさねて,ようやく工事を実現している. こうならずにすませるにはどうすればよいか,この本からまなぶことができるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: マンション管理組合@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

14 の大規模修繕の実例がとりあげられている. ヒントになる点はいろいろあるが,各例の記述はあまりにみじかい. もうすこしくわしく書かないと,これからとりくもうという管理組合の参考にはなりにくいようにおもえる.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 解決! マンション大規模修繕@Amazon.co.jp

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2011-11-03

DIY (日曜大工) とものづくり・実験:修理・修繕

自宅玄関ドアにつかっていた Alpha の錠をシリンダーだけ自分で交換した. 交換が必要になったのは,カギの本数がたりなくなったからだ. 数年前に買ったときは 5 万円くらいしたと記憶しているが,いまは 1 万円台で買うことができることがわかったので,さっそく買いかえることにした. そこでネットで注文して,とどいてすぐ自分で交換した.

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2011-11-04

地理・地域:アフリカ, 書評, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張, 書評:生活, 書評:観光・旅行・出張, 生活:食品・料理と嗜好

もともと 2 冊だった本を 1 冊にまとめている. 前半はひたすら食にこだわっている. ゲテモノの話もあるが,ほかにはないおいしいものもある. 特大のウナギを料理した話,料理人に刺身をつくらせた話もある. 後半は宿が中心だか,もっとはばひろい話だ. マサイ族の家にとまったら,その妻といっしょに寝ることになったという話もある. アフリカも最近は変化がはげしいが,それ以前の時代の文化を知ることができる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: アフリカを食べる/寝る@ [bk1]アフリカを食べる/寝る@Amazon.co.jp

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生活:住宅・設備, 書評:生活

図表が多用されていて,大規模修繕を全体的にとらえるのによい. また,事例の写真が多数掲載されているので,わかりやすい. 事例のなかには,いたみがひどくて修繕が必須だったケースもあり,それほどではないが定期的に大規模修繕をするのがよいとかんがえて実行されたケースもあるようだ. 築 17 年ではじめての大規模修繕をしているケースもある. いろいろなケースをみることで,読者が自分のマンションをどうすればよいか,ヒントがえられるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: マンションの大規模修繕@ [bk1]マンションの大規模修繕(改訂版)@ [bk1]マンションの大規模修繕@Amazon.co.jpマンションの大規模修繕(改訂版)@Amazon.co.jp

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2011-11-06

書評:数学・計算・情報学・プログラミング, 数学・計算・情報学・プログラミング

「プログラマ主役型」 といわれてもわからないのだが,要するにプログラミングという仕事は上司のいうことを忠実に実行するだけではうまくいかない,プログラマは自律的でなければならないということだ. 会社の管理は階層的な組織によっているが,プログラマのチームはそれとはちがうネットワーク的なものだということだ. トラブル発生時など,チームがフルに機能するとき,階層的な組織は機能しない. この本のなかには,ほかにも会社組織のなかでのプログラミングがかかえるさまざまな矛盾を指摘している. 矛盾があってこそ,うまく機能するのだろう. とてもスリリングだといえる.

評価: ★★★★★

関連リンク: プログラマ主役型プロジェクトのススメ@ [bk1]プログラマ主役型プロジェクトのススメ@Amazon.co.jp

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2011-11-11

観光・旅行・出張:国内旅行・出張

電子情報処理学会の仮想化研究会で発表するため,弘前にやってきた. ここにくるのははじめてだ. 2 泊するだけで,昼間に観光する時間はなかったが,懇親会のあとライトアップ (「デジタル掛軸」) された弘前城とその周辺を観光した.

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社会・経済:乗物と道路・駅

弘前などで JR の電車が発車するとき,津軽三味線の音をきいた. JR 東日本としては観光客へのサービスのつもりでやっているのだろうが,これは私には不快だ. 三味線の音がきらいだからではなく,感情のこもった三味線の音をこんなところで,ききたくないということだ. 三味線の音を安売りするのはやめてほしい.

社会・経済:乗物と道路・駅, 生活

新幹線にかぎらないが,電車などでしばしば感じるのは,すわったときに腰に負担がかかることだ. 腰のところがくぼんでいて,腰がささえられない. だから負担がかかる.

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弘前に出張したが,青森県内ではすくなくとも電車からみえるところに地震・津波の痕跡はみられなかった. しかし,仙台ではなにかあるかもしれないとおもって,駅をでてきらしばらく,窓のそとを見ていた. 新幹線の線路のすぐそばにも数 10 戸の仮設住宅がある. ちかくには更地にして工事をしているところもあるが,それが震災と関係しているかどうかは私にはわからない. しかし,たぶんほかにも窓からみえる震災の痕跡はあったのだろう.

Web とインターネット, 生活:食品・料理と嗜好

新幹線で福島を通過した. 線路のそばにも水田はたくさんあるが,電車のまどからみただけでは,ことし米をつくったのかどうか, よくわからない.

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2011-11-12

社会・経済:グローバル化, 社会・経済:貿易・TPP, 社会・経済:農林水産業, 政治・法律・憲法:野田佳彦内閣

野田首相が TPP 交渉に参加する方向で各国と交渉をはじめることをきめた. この決定を支持したい. しかし,いまおこなわれている TPP の議論は一面的であるようにおもえる. つまり,その議論においては実利ばかりが議論されているようにおもえる. 鳩山首相の時代には民主党は理念をだいじにする党だとおもっていたが,鳩山首相が失敗をかさねるなかで,理念はふきとんでしまったようだ. しかし,TPP をささえるのは 「あたらしい自由貿易のルール,つぎの時代の貿易のやりかたを確立する」 ということにある,つまり理念が重要なのではないだろうか?

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2011-11-14

書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント

デジカメに関する 「神話」 をうちくだこうとする本であり,タイトルも典型的な 「神話」 をこわすことにあてられている. 画素数をふやすと写真が単調になるということで,写真の例がカラーでしめされている. しかし,ちょっとみたところでは写真のちがいがカメラの特性によるのか,うつしかたがわるいのかはよくわからない.

「デジタル一眼レフ」 というおかしな概念に疑問をもってきたが,この本でもそれがあばかれている. この本にはフリーソフトによる修正法も書かれてはいるが,基本的には写真をうつすときに手をかけて,修正は最小限にすることをすすめている. 私もこの方針にしたがってみようとおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: デジカメに1000万画素はいらない@ [bk1]デジカメに1000万画素はいらない@Amazon.co.jp

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社会・経済:災害・地震, 書評:社会・経済

東日本大震災後に石巻で確立されたボランティアの組織法について書いている. 「石巻モデル」 と,ひとことであらわしているが,状況に応じて変化させつつ現在にいたっている. 石巻専修大学が中心地になっていることはずっとかわらないが,それが可能だったのは震災前から準備がすすめられていたからだという. 「石巻モデル」 の図解をみると,自分が現地でみてきたものの位置づけがわかるとともに,自分がみていたのはほんの一部だったことがわかる. また,阪神大震災の経験がいかされていることがわかる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 奇跡の災害ボランティア@ [bk1]奇跡の災害ボランティア@Amazon.co.jp

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2011-11-15

書評:環境・エネルギー, 環境・エネルギー

著者は人間にとってエネルギーがどれだけ重要なものかというところまでさかのぼって話をはじめる. そして,石油がもうすぐ枯渇するといわれながらそうなっていないことなど,そしてタイトルにある天然ガスの可能性を論じていく.

盲点ということばがあたるほど新鮮な印象はない. 天然ガスに関していえば,日本のエネルギー問題はほかにあまり適切な解決策がないから,論争するまでもなく天然ガスに傾いていくだろう. 天然ガスが解であるのなら,こういう本を書く必要もなかったのではないだろうか.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: エネルギー論争の盲点@ [bk1]エネルギー論争の盲点@Amazon.co.jp

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書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント

おなじヌードでも,古代と近代とではその意味がまったくちがうこと,そして近代のなかでもそれぞれの画家が挑戦したもののちがいがあきらかにされていく. しかし,カラー写真も何枚かあるが,ほかは白黒のとてもちいさな写真であり,わかりにくい. 単行本で不都合がないひとにはそちらをすすめたい.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 絶頂美術館@ [bk1]絶頂美術館@Amazon.co.jp

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2011-11-17

メディア・アート・イベント・エンターテイメント, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

モバゲーのようなソーシャルゲームでなぜ錬金術のようにもうけることができるのか,その秘密を研究者的な目で分析している. フェイスブックなどとくらべると,ずっと,ひとの心をつかまえるように巧妙につくられているということだ. この本はそういうゲームの分析としておもしろいが,比較的みじかい本でもあり,そこにとどまっている. 著者の講演を先日きいてきたのだが,実はこの本を読むよりそのほうがずっとおもしろかった.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 仮想世界錬金術@ [bk1]仮想世界錬金術@Amazon.co.jp

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2011-11-18

メディア・アート・イベント・エンターテイメント:ビデオ・映画・テレビ

NHK の朝ドラ 「カーネーション」 は,これまでになくおもしろい朝ドラだ. この時間に職人の話はいくつかあったが,主人公である小原糸子はただの洋服職人ではなくて起業家だ. この話にはアントレプレナーシップ (起業家精神, entrepreneurship) や起業のノウハウがあふれている.

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メディア・アート・イベント・エンターテイメント:ビデオ・映画・テレビ

NHK の朝ドラ 「カーネーション」 は,これまでになくおもしろい朝ドラだ. そこでえがかれている起業家精神については 「カーネーション」― これまで朝ドラになかった (?) 起業家物語」 に書いたが,起業に成功したひとつの理由はイノベーションだ. 型紙をつかわずに洋服をつくる新技術を開発したことがつよみになっていることがわかる.

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2011-11-20

生活:健康・医療・医薬, 書評:生活

ひとの腸の話だけではなく,肝臓,胃などのほかの臓器はもちろん,実験動物としてのマウスからエリマキトカゲ,ナマコなど,いろいろな話がつぎからつぎへ登場して,あきさせない. 生活習慣病の話もいろいろ書いてあるが,メタボリック・シンドロームによっておこること,それを防止するための食事,長寿のための 2 つの食事法などについても書いている. どこがやくにたつかは,ひとによってちがうだろうが,いずれにしても読んで損はないだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 腸! いい話@ [bk1]腸! いい話@Amazon.co.jp

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書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:政治家

橋下知事のやりかたに対するきちんとした反論を期待して買ったが,失望した. この本に書かれていることは感情的な誹謗中傷に属することであって,有効な反論にはなっていない. ちゃんと議論がかみあうようなかたちで議論しないかぎりは,橋下主義がほんとうにわるいのかどうか,たとえば大阪都構想に問題があるのかどうかなど,いま話題になっている点も理解することができない.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 橋下主義を許すな!@ [bk1]橋下主義を許すな!@Amazon.co.jp

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書評:社会・経済, 社会・経済

「スモールワールド現象」 を中心思想として,社会や企業におけるひとのつながりなどについて考察している. ネットワーク理論だけでなくサイバネティクスなどのシステム理論もてがかりにしようとしている. トヨタのサプライチェーンに関する考察などは興味ぶかい.

しかし,それらの科学理論と著者の理論とのつながりはあまり明確でない. ネットワークのポンチ絵がところどころに登場するが,それをみると著者がどれだけネットワーク理論を理解しているのか,うたがわしくおもえてくる.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: ネットワーク思考のすすめ@ [bk1]ネットワーク思考のすすめ@Amazon.co.jp

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2011-11-23

書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

マスコミに支配されていた時代はおわって,著者がビオトープとよぶ,多数のちいさな情報圏がうまれている. ひとびとはそこにチェックインし,キュレーターという,〈視座〉 を提供するひとをたよりに世界をみる. そこまでは,キュレーターというようなことばはべつとして,インターネットをつかってくらしているひとなら,みな感じているところだろう. この本ではあつかわれていないが,このような議論がでてくるまえから,インスタント・メッセージング (IM) というシステムがあり,そこにログインするとみんなにそれがつたわる (チェックインする) ようになっていた.

しかし,この本はそういう抽象的な話にとどまらず,どういうビオトープがあってどういうキュレーターがいるかを具体例でしめしている. 音楽の世界,ソーシャル・メディアとくにフォースクエア,アウトサイダー・アートなど,さまざまな例をとりあげながら,どういうキュレーターがなにをしてきたかをのべている. あまりまとまりのよい議論ではないが,1990 年代ごろからゆっくりとすすみつつある変化をとらえているといえるだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: キュレーションの時代@ [bk1]キュレーションの時代@Amazon.co.jp

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2011-11-24

書評:政治・法律・憲法, 政治・法律・憲法:構造改革と民営化

大阪市は市内の地域 (区) のきめこまかい行政のためにはおおきすぎる一方で,広域行政においては大阪府と 2 重になっている. 大阪府知事を経験するなかで著者はそれを痛感し,大阪都構想つまり大阪市の地域行政に関する権限を区にゆずり,広域行政は大阪都にまとめることを推進している.

著者の主張には説得力があるが,定量的なデータはわずかだ. 大阪の市民や府民に重要なのは現状をかえるべきだというかんがえを支持してほしいということであり,そのためには定性的な主張で十分だということかもしれない. しかし,やはりその主張をうらづけるデータがあればもっとよかったとおもう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 体制維新@ [bk1]体制維新@Amazon.co.jp

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2011-11-25

書評:仕事と起業, 仕事と起業

著者が書いているように,きれいだが内容のない資料をパソコンで一生懸命つくったり,メイルのやりとりばかりしている IT 中毒患者が会社にいるのはまちがいないだろう. しかし,パソコンがあることで効率的に仕事をしているひとがいることもたしかだろう. それなのに,著者はすべてのひとに IT 断食つまりパソコンをつかう時間をへらすことをすすめている. 著者によれば 「ハイパフォーマー」 は 2 割だというが,そういうひとをパソコンからひきはなすことのほうが損失がおおきいのではないだろうか.

著者の主張はたとえ話にささえられていて,定量性はまったくない. これだけ大胆な主張をするからには,もっと明確な根拠が必要だろう. この本からえられるものはわずかしかない.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 「IT 断食」 のすすめ@ [bk1]「IT 断食」 のすすめ@Amazon.co.jp

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2011-11-26

地理・地域:インド, 観光・旅行・出張:海外旅行・出張, 書評:観光・旅行・出張

デリー,ムンバイなどの比較的人気のあるところだけでなく,インド各地の多数の都市や遺跡をとりあげている. そのため,ひとつの場所についてはわずか 2 〜 6 ページくらいしかない. これなら,むしろ Web で情報をあつめたほうが,よりおおくの情報があつめられるだろう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: インド2011-2012@ [bk1]インド2011-2012@Amazon.co.jpインド2010-2011@Amazon.co.jpインド2009-2010@Amazon.co.jpインド2008-2009@Amazon.co.jp

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書評:生活, 生活:食品・料理と嗜好

腸によい食材や料理を紹介している. 一番強調されているのは食物繊維だ. だが,紹介されている料理にはどれだけ食物繊維がふくまれているのか,どれだけたべればよいのかは,この本をみてもわからない. 数字をみたくないひとのための本なのかもしれないが,量を気にするひとには向かないだろう.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: 腸を健康にする食べ方@ [bk1]腸を健康にする食べ方@Amazon.co.jp

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書評:生活, 生活:食品・料理と嗜好

アーユルヴェーダというインドの医術にもとづく食の本である. 「ネバネバのものはよくない」 など,日本でよくいわれているのとはちがうことがいろいろ書いてある. よくいわれている方法をためしてもダメなひとはためしてみる価値があるだろうが,インドと日本の気候やひとの体質などのちがいがおおきいのではないだろうか. まずは日本でよくいわれることのほうをためしてみたほうがよいようにおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 毒を出す食 ためる食 (文庫)@ [bk1]毒を出す食 ためる食 (単行本)@ [bk1]毒を出す食 ためる食 (文庫)@Amazon.co.jp毒を出す食 ためる食 (単行本)@Amazon.co.jp

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書評:生活, 生活:食品・料理と嗜好

著者は現役時代から広島県工業試験所で日本酒にかかわってきた. 著者は日本酒は純米酒であるべきだとかんがえていて,この本ではそういう著者のかんがえが展開されている. しかし,世の中にはそれとはちがうかんがえがあること,そのなかには尊重するべきかんがえもあることもみとめている.

酒の趣味はひとによってちがう. だから,読者は著者のかんがえが自分にあっているのかどうかを,みきわめるべきだろう. すくなくとも私のかんがえとはあっている. 著者が評価している純米酒専門の福光屋の酒 (たとえば福正宗) はやすくてうまいとおもう. もちろん著者はもっと値のはる酒も評価しているが,やすくてうまいものに関して意見が合ったことはうれしい.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 純米酒を極める (文庫)@ [bk1]純米酒を極める (新書)@ [bk1]純米酒を極める (文庫)@Amazon.co.jp純米酒を極める (新書)@Amazon.co.jp

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書評:Web とインターネット, Web とインターネット

「スローネット」 とはなんなのか? 「スロー IT」 ということばも登場するが,それはなんなのか? この本の最後まで,それらはわからないままだ. ポール・ヴィリリオの 「声」 が紹介されてそこにちかづくが,到達しないまま,またはなれていってしまう. iPad も登場するが,スローネットとの関係はよくわからないままだ. 「フロンティア精神」 も議論に登場するが,「欲にかられた連中による」 ものとして,不当におとしめられておわるだけだ. ウィーナーのサイバネティクスも登場させられるが,それを継承するものとして 2 次サイバネティクスとか,基礎情報学とかいうマイナーな理論が登場して,議論はしりすぼみになってしまう. 世界を席巻するグローバリゼーションに対して,著者はローカリズムを 「礼賛」 する. しかし,そのなかで 「社内英語公用語化」 を誤りときめつける論理は破綻しているし,グローバリゼーションに対抗できる武器はあたえられていない.

著者はほかにもいろいろ書いているが,このあたりでやめよう. ともかく,この本は 「スローネット」 なるもののそばをぐるぐるまわりながら,なにひとつ意味のある議論をしていない.

評価: ★☆☆☆☆

関連リンク: スローネット@ [bk1]スローネット@Amazon.co.jp

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2011-11-28

地理・地域:インド, 書評:社会・経済, 社会・経済

この本のタイトルは内容とはあまり関係がなくて,その内容はインドはどういう国であり,日本とインドとの関係はどうあるべきかということだ. 「もしアメリカが日本と核のシェアリングを渋るようならば,日本はインドと核のシェアリングを先行させるべきである」 というような過激な意見もちらほら,みえる. 経済的にももちろん,関係をふかめるべきだという内容だ. しかし,全般的には比較的地味な内容なので,記憶にはのこりにくいようにおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: インドと組めば日本は再建できる@ [bk1]インドと組めば日本は再建できる@Amazon.co.jp

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地理・地域:インド, 書評:社会・経済, 社会・経済

インドの産業の紹介にさいているページが多いが,歴史,宗教についてもひととおり紹介している. 日本でビジネスをしているインド人の著者ならではの内容は,「僕がインドとビジネスを 「しない」 理由」 だ. インドと日本とのあいだのギャップはまだおおきいということだ. もっと交流をふかめていく必要があるだろう. そういう私もインドに出張するから,下調べとしてこの本を読んでいるわけだ.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 驚異の超大国インドの真実@ [bk1]驚異の超大国インドの真実@Amazon.co.jp

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2011-11-29

書評:Web とインターネット, Web とインターネット

著者は積極的にソーシャルメディアとかかわり,鳩山首相と話をする機会もあったという. 東日本大震災のときには 3 つのプロジェクトにかかわってきたという. 著者はソーシャルメディアで影響をもちうるひとを 「関与する生活者」 と呼んでいるが,そのなかでもこのようなやくわりをあたえられるひとはわずかだろう. そうなるひととそうでないひととのちがいは,この本を読んでもよくわからない.

しかし,この本の対象はむしろ,その他大勢のほうだ. 電通につとめていた著者の興味はやはり 「広告」 にある. かつてよくいわれた AIDMA にかわってソーシャルメディアにおいては SIPS というモデルが適用されるという. SIPS は 「関与する生活者」 を対象としているというのだが,その他大勢をあつかっているから,AIDMA とくらべてそんなに画期的なようにはおもえない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 明日のコミュニケーション@ [bk1]明日のコミュニケーション@Amazon.co.jp

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2011-11 について

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