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知的生産とリテラシー:文書処理・Word, 論文:論文のかきかた

24 年ぶり (?!) の LaTeX による論文書き

1987 〜 88 年ごろ,LaTeX をつかって英語の論文を書いた. しかし,その後は Microsoft Word をつかうようになった. 私にとっては Word のほうが便利だったし,それでとくに問題もおこらなかった. しかし,最近,共著者の意向で LaTeX をつかうことになった.

最初に TeX をつかって論文を書いたとき,文章の量がふえて規定のページからはみだしてもハックしないと行間をつめられないし,図もあつかいにくかった. そのため,その後は LaTeX をつかわなくなった. 一部の学会では論文を投稿する際に TeX をつかうことを義務づけているが,私が投稿してきた学会では Word もうけつけていた. というわけで,ずっと TeX はつかわずにきた

ところが,最近になって共著論文を書くために LaTeX をつかう必要がでてきた. オリジナルの LaTeX の本はもっているのだが,1980 年代とはコンピュータ環境などもいろいろかわっているので,LaTeX の本も買ってみた. 最新の本である必要はないとかんがえて,Amazon で古書を買った. 結局は本の内容に関しては 1980 年当時とあまり,かわりがなかった.

変化があったのはインストールのしかたや,ポストスクリプト (PostScript) のファイルを生成するかわりに PDF ファイルを生成するところだ. このあたりは本よりはネット上にころがっているドキュメントがたよりだ. いくつかの Web サイトをみて TeX から PDF 生成プログラムまで一式をふくむ abtexinst_0_81r7.zip をダウンロードし,Windows 7 上にインストールした. これで,ほとんどおまかせでインストールすることができた.

共著なので何人もがおなじファイルをアクセスする. そのため,共著者がバージョン管理が必要だと主張して,SVN というシステムをつかうことになったが,それについてはここには書かないことにする.

論文のテンプレートは共著者が用意してくれたので,それにしたがって書いていくのにとくに困難はなかった. ただ,参照論文を BibTeX 形式で書く必要があるが,それを手で書いたところ,コンマがひとつないだけで参照論文の章じたいがきえてしまったりした. 一番やっかいなのはやはり図だった. 24 年前には手書きの図をつかっていたが,いまは図は PowerPoint で書いているので,それを EPS 形式に変換してとりこむ必要がある. その方法についてはすでに 「PowerPoint の図を EPS に変換するには…」 に書いた.

これでだいたい快適に作業できる環境がととのって,論文の担当部分はひととおり書くことができた.

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