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海外の食品などの風評被害にも目をむけよう

一時,福島第一原発事故からくる風評被害が深刻な問題とされていた. いまでは市場もおちつきをとりもどして,福島や茨城の農作物が買いたたかれることもすくなくなっているようにみえる. おもいおこしてみれば,このような風評被害は決して国内の商品だけでおこっていたわけではない. 中国製の商品への不信がたかまって,中国だけでなく台湾など,他の国の商品にまでひろがっていたことをおもいだす. 他国のことだというので,あまりおおきくとりあげられなかったが,いわれのない風評で被害をうけていたことはかわらない. 海外への影響にも注意をはらっていく必要があるだろう.

中国の天洋食品の製品から毒物がみつかった事件のあと,さまざまな中国の食品が日本への輸出をとめられた. メラミンいりミルクのように中国国内で広範囲にひろがった事件もあったから,中国の製造者全体に疑惑の目がむけられるのは,ある程度しかたがないことだっただろう. しかし,いうまでもなく,おおくの製造者は問題のない製品をつくってきた.

さらに,中国製のうなぎが日本製として売られた事件のあとは,事件とは関係がなく,安全性に関しても中国とは一線を画しているはずの台湾製のうなぎも売れなくなった. これなどは,あきらかな風評被害だ. この件はもちろん日本でも報道されていたが,風評被害をなくそうといううごきにはつながっていなかったようにみえる. 海外の生産者に関しても,その痛みに共感していくことが必要なのではないだろうか.

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コメント (2)

「腐った北京ダック」「漂白剤ポップコーン」「セメント・ミルクティ」温家宝が撲滅を叫んでもきりがない中国「毒食品」の凄惨―【私の論評】安心を提供できない政府は、どこの国でも崩壊すべし!!

ブログ名:「Funny Restaurant 犬とレストランとイタリア料理」

こんにちは。中国の毒食品、日本国内では最近あまり報道されなくなりましたが、ますます酷くなっています。最近でも、目だったところで「腐った北京ダック」、「漂白剤ポップコーン」、「セメント・ミルクティ」、「染色饅頭」、「墨汁ゴマ」、「毒モヤシ」、「ホルマリン・レバー」、「汚水油」などあげればきりがないですが、これもほんの一部にすぎません。このようなこと長続きするはずがないです。国民の安全も保障できないような、政府は崩壊すべきです。特に、食品の安全すら全く保障できない国など、もはや、国として機能していないと言っても過言ではないと思います。日本のためにも、他ならぬ、中国人民のためにも、一日でも、早く中国共産党政府は、崩壊すべきです。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。

yutakarlson さん,
このページのテーマは「風評被害」です.あなたが書いていることは「風評被害」をおこすということ ?

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