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政治・法律・憲法:政治家, 政治・法律・憲法:災害と政治

首相がコロコロかわらずにすむためには,首相となるべき訓練がシステマティックにできるようにする必要がある (?)

日本では首相がめまぐるしく,かわっていく. 首相の支持率は短期的にあがることはあっても,長期的にはずるずるとさがっていく. こうなってしまうのは,国のリーダーになる訓練ができていないからではないだろうか. 国会議員や大臣としての経験だけでは首相となるには十分ではないだろう. 首相になるために必要な訓練をシステマティックにする必要があるのではないだろうか.

菅直人が首相としての職責を十分に果たせていないと感じつつも,最近まで続投を支持してきた. それは,ほかに彼にかわりうる人材がいないだろうとかんがえたからだ.

民主党だけでなく,自民党にもどれだけ人材がいるか,疑問だ. 自民党政権の時代をみても,小泉純一郎のあとは阿部,福田,麻生,いずれも短期でやめている. 自民党でさえも首相の任期をまっとうできるひとがでてこない. まして,政権についた経験さえない民主党に党内だけでなく政府全体をまとめていける人材がすぐにみつかるとは信じられない.

任期をまっとうできるためには,党内はもちろん,内閣をまとめ,国民の支持をえることが必要だ. そのためには,ひとがらという,訓練だけでは獲得できない部分も重要だろう. しかし,ひとをひきつける演説や,党や内閣をまとめる技術は,訓練によってある程度は獲得できるものなのではないだろうか. 最近首相になったひとたちは,その訓練ができていなかったことが,すぐにやめなければならなくなった原因なのではないだろうか.

国会議員や大臣としての経験だけでは獲得できない国のリーダーとなるべき訓練がシステマティックにうけられるしくみ ― それはすくなくとも欧米にはあるとかんがえられる ― が必要なのではないだろうか. おなじトップマネジメントでも社長になるための訓練ができるしくみは日本にもあって,それだからこそ日本にはすぐれた企業が多数ある. 政治家のためにはそれとはちがうしくみが必要なのだろう. 経済に関してはそれがあって,政治に関してはないのだとすると,それはやはり戦後の日本が経済を偏重してきたからなのではないだろうか.

関連項目 (2011-6-4 追記):

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