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社会・経済:災害・地震, 環境・エネルギー

東京電力に対しても公平にみよう! ― 不当な不信感があるのでは?

震災というような異常な事態になるととくに,ひとびとの目は,ボランティアのような基本的によい行為をしているひとに対しては多少のまちがいがあっても寛容になる反面,東京電力のように災害の原因をつくっている組織やひとに対してはきびしくなるようにおもわれる. 政府に対しても東京電力に対しても,公平にみる必要があるだろう.

東京電力に関していえば,なぜ炉に海水をいれるのに躊躇したのかということが問題になっている. 真相はあとになってみなければわからないとおもうが,海水をいれることを躊躇したといわれている. はたして,よくいわれるように,廃炉にしなければならない可能性がたかくなるから躊躇したのだろうか. 海水をいれようがいれまいが,燃料棒が損傷して危険な状態になれば,炉を修復するのはむずかしくなるだろう. 炉の修復よりもっとおおきな問題は,どうするのが炉を冷却するのにもっともよいかということだ.

海水をいれて内部に塩がたまれば,冷却しににくくなって危険だという議論もあった. もしそれがほんとうなら,海水をいれるまえにその可能性を慎重に検討しなければならないだろう. 海水をいれるという判断をするのに時間がかかったのは,そのためではないのか.

廃炉にしないために躊躇したという証拠でもあるのだろうか. 建設的な批判は必要だが,根拠のない批判はさけるべきなのではないだろうか. いまはもっと東京電力のひとたちを信じてもよいのではないかとおもう.

キーワード: 福島原発事故, 福島第一原子力発電所

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