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St. Maarten での峠をこえての徒歩旅行

カリブ海のちいさな島 St. Maarten (セント・マーティン,シント・マーテン) に学会発表のためにきている. 海外出張などの際にはよく徒歩旅行をこころみているのだが,ここでもそれをこころみてみた. 日本からいくひとがすくない島であり,あまり情報をえていないので,どこにいくべきかもよくわからないのだが,PhilipsBurg というまちが繁華街のようなので,そこをめざしてみることにした.

23 日 (日曜日) の 15:00 からチュートリアルがあるが,それまでのあいだ,walking tour (徒歩旅行) をこころみた. 「バス」 と称するものはあるのだが,あまり便利でなさそうにみえた (実際はおもっていたより便利だった) こともあって,かなりの距離だが徒歩でいってみようとかんがえた. 最近はあるく距離も比較的かぎられているので,この機会にすこしあるこうというかんがえもあった.

パリやロンドンやバンコクなど,ほかの場所でも経験したことだが,まちあるきをしていると,いろいろ,ひとと話をすることなる. ときには相手が警察官だったりして,ありがたくないこともある. しかし,これが私にとっての旅行のたのしみのひとつであることはたしかだ,今回も,みちをきかれたり,写真をとってあげたりすることになった.

みちをきかれたのは,Philipsburg からホテルにむかってかえっているあいだだ.背後からくるまがきて,おおごえで “Philipsburg!” といっている. そちらをみると,Philipsburg はどっちだというので,反対方向だとおしえてあげた. しかし,すぐにひきかえしたようすがないので,信じなかったのかもしれない.

写真をたのまれたのはフランス人のようだ. 「フランス語がしゃべれますか?」と 30 歳台くらいの女性がフランス語かフランス語なまりの英語できいてくる (すべてフランス語でしゃべっていたのでは私は理解できなかっただろうから,たぶん英語をまじえていたのだろう). St. Maarten の北部はフランス領なので,そこではフランス語が通じやすいのだろう. しかし,その場所はオランダ領だ. わたしが首をよこにふると,カメラをみせて,ただ “foto” とだけいった. それだけで十分だ. “OK” とこたえて,注文に応じた. カメラからえらくはなれた場所にいくので,すこしちかづいてうつしたが,それでもまだちいさかった. しかし,“Maybe too small” といったのに対して “Perfect!” とこたえていた.

さらにもう 1 件あった. それは,道にまよってリゾート・ホテルにはいりこんだときだ. すぐにフロントにいかず,そのホテルの敷地から自分のホテルの位置をたしかめようとしているときに,声をかけられた. バスを 2 本のりつげばよいことをおしえてもらった. バスにはみえないバスが頻繁に運行しているのを知ったのはこのときだ. それがなければ,学会会場までつねにあるいていこうとしていたかもしれない.

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