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生活:食品・料理と嗜好

ねばるごはんと,ねばらないごはん ― ねばりながらほぐれる微妙な日本のごはん

日本人はねばりのあるごはん (sticky rice) が好きだ. コメが不足してタイ米が輸入されたとき,ほとんどのひとはそれを敬遠した. しかし,アジアのたいていの国においてはごはんはねばってはいけないものだ. ねばってしまったチャーハンをたべながら,このことをおもいだしていた.

20 年まえ,アメリカのピッツバーグに住んでいたとき,私の妻が炊いたごはんをインド人がみて,日本ではごはんがねばらなければならないがインドではねばってはいけない,正反対だといっていた.

日本でもチャーハンやピラフのコメつぶどうしがくっつくのはダメだろう. にもかかわらず,日本人はチャーハンやピラフにも,ねばりのある短粒米をつかう. そこにはタイ米をつかってよさそうなものだが,コメ不足のときにも,そうしなかったひとがおおいようだ.

ねばりがあるのがよいといっても,コメつぶどうしが完全にくっついてしまうのもダメだ. すしは口のなかでコメつぶがほぐれなければならないとされている. おにぎりに関しても,かたくにぎられたものより,ふわっとしていて,口のなかでつぶがほぐれるほうがおいしいといわれる. 微妙だが,日本人はだいたいこの感覚を共有しているようだ. 外国人にはどこまで理解できるのだろうか?

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