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政治・法律・憲法

無血にちかかったタイのソムチャイ政権打倒

タイのソムチャイ首相は憲法裁判所の命令により失職した. 首相の政治活動は 5 年間禁止され,最大与党の国民の力党は解党を命じられたという. おおくの市民が空港を占拠して観光客は迷惑をこうむったが,無血にちかいかたちで 「クーデター」 がおこなわれたことは画期的だとかんがえられる.

Thai-Airport-People.jpg時事ドットコム」 の 「クーデターの憶測広がる = 政府報道官は軍に 「自制要請」 - タイ」 によると,軍によるクーデターのうわさもあったという. しかし,実際におこったことは,首相官邸や空港を占拠した市民は排除されず,血をみることはなかった. 爆破事件がおこったので完全に無血というわけにはいかなかったが,警察や軍が出動していれば,もっと血がながされずにはすまなかっただろう.

憲法裁判所が政党の解党を命じたり,首相の政治活動を 5 年間禁止したりすることが憲法・法律上妥当なことなのかどうか私にはわからない. しかし,ともかく,これによって,プミポン国王の登場を待つまでもなく,混乱が最小限におさえられたということはいえるだろう. 観光客は空港が占拠されているために出国できずにこまったが,命が危険にさらされるのにくらべれば,はるかにましである. (写真は 「タイクーデター」 から借用した.)

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