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社会・経済:マネー・電子マネーと景気循環, 書評:社会・経済

インフレのしくみが数値的にあかされるが… ― 神田 慶司, 原田 泰 著 「物価迷走 ― インフレーションとは何か」

さまざまな国や時代の物価や金利などがグラフによってしめされ,インフレーションの本質があばかれている. すなわち,過去のインフレーションが,まちがった金融政策によってひきおこされたことが論証されている. ハイパーインフレといえばワイマール時代のドイツが有名だが,第 2 次大戦後のハンガリーや 1970 年代以降のメキシコ,アルゼンチン,チリのインフレも論じられている.

しかし,これらはいずれも統計数値だけで論じられていて,なまの感覚に欠けている. インフレが金融政策によってふせげるものであるのなら,なぜこのようにはげしいインフレがくりかえされてきたのか,その理由が知りたくなる. しかし,この本はそれにはこたえてくれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 物価迷走@ [bk1]物価迷走@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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