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ユニコードを活用していない Web 上の四川大地震ニュース

2008 年 5 月 12 日に発生した四川大地震の震源は汶川 (ぶんせん,ウェンチュアン) は中国では汶川大地震とよばれているということです. ところが,Web 上の日本のニュースでは 「汶」 という文字がほとんどふせ字になっています. これでは Windows PC などでユニコード (UTF) をつかっている意味がありません. ぜひともユニコードによってただしい字を表示するようにしてもらいたいものです.

「汶」 という文字は日本語にはないので,日本のふるい文字コードである IS 2022 などでは表示することができません. しかし,現在では世界共通の文字コードであるユニコードが標準化されていて,日本の漢字でも中国の漢字でも,ふだん使用するものはだいたいそれをつかって表示できるようになっています.

そして,Web ブラウザではユニコードの文字を表示することができ,日本では中国のだいたいの漢字はあらかじめ表示できるようになっています. それにもかかわらず,新聞社などが Web 上で報じている四川大地震のニュースにおいては,この地名が 「震源地の※ (さんずいに文) 川 (ぶんせん) 県」,「震源地の〓川 (ぶんせん) 県」 (毎日新聞),「ブン川 (ぶんせん)」 (朝日新聞,日経新聞など) のように漢字ぬきで報じられています.

「※」 や 「〓」 のようなふせ字をつかうよりは,仮にただしく表示されないことがあるとしても,PC 上のたいていの Web ブラウザでは 「汶」 というただしい字が表示される文字コードをつかったほうがよいことはあきらかだとかんがえられます. そうしていないのは,無知のためか,さぼっているかのどちらかだとかんがえられます. 紙の新聞を発行する際にはまだユニコードの文字が印刷できるようにはなっていないのでしょうが,「さんずいに文」 などと書いているひまがあるのなら,Web 上ではぜひユニコードで表示するようにしてもらいたいものです.

キーワード: 地震

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