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2008-04 アーカイブ

2008-04-03

地理・地域:中国, 書評:社会・経済, 社会・経済

文化大革命でおおくの中国人がひどい目にあわされたが,この本を信じるならば,その後もべつの意味でひどい目にあわされつづけていることになる. 拝金主義,腐敗をはじめとするモラル・ハザードの極致,その種をまいたのが鄧小平だという. しかし,中国に対する敵意をむきだしにした本がおおいなかで,この本の著者は中国への愛をもって告発している. 中国だけでなく日本のためにも,はやく中国がこういう状態からぬけだしてほしいとおもう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: トンデモ国家@ [bk1]トンデモ国家@Amazon.co.jp

つづく…

2008-04-04

書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:電話

著者の主張をひとことでいえば 「NTT はいまだに電話的価値観の呪縛からぬけだせないために低迷している」 ということになるだろう.フレッツ網の障害も NGN の低迷も電話的価値観のせいにされている.しかし,この本の内容をすなおによむと,これはこじつけだとおもえる.

フレッツの成功はこの呪縛をまぬがれて自由にサービス開発ができたからだという. しかし,フレッツよりまえ / よりあと (NGN) においても,フレッツにおいても,NTT が電話以外にめぼしいサービスを開発したことがあっただろうか? この本に書かれた NTT の動向は読むに値するが,著者の意見は聞くに値しないとおもわれる.

評価: ★★☆☆☆

関連リンク: NTT の自縛@ [bk1]NTT の自縛@Amazon.co.jp

つづく…

2008-04-06

インターフェース・デザイン・アメニティ, メディア・アート・イベント・エンターテイメント:ビデオ・映画・テレビ, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:放送, 科学・技術・自然

地上放送ではあまり問題がおこったことはありませんが,BS 放送でもケーブルテレビでも,放送がうまくみられなくなるような問題がいろいろとおこって,いやになります.

つづく…

2008-04-11

社会・経済:乗物と道路・駅, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

きょうは事故で中央線がとまって,会社にいくのにとおまわりせざるをえませんでしたが,判断をあやまって時間をロスしてしまいました. このようなばあいにいつもおもうことですが,構内あるいは車内のアナウンスでもうすこし判断のための情報をあたえてくれれば,より適切な判断ができるとおもうのです.

つづく…

社会・経済:マネー・電子マネーと景気循環, 数学・計算・情報学・プログラミング

これまで,いろいろな種類の 「電子マネー」 が開発されてきました. そのなかには,DigiCash (デジキャッシュ) のように非常に巧妙なソフトウェア技術にささえられたものもいくつかありましたが,みな,きえさってしまいました. Visa Cash (ビザキャッシュ) もそういう電子マネーのひとつであり,これは日本でも実験的に使用され,私もその実験に参加しましたが,結局,ほとんどつかわずにおわってしまいました. しかし,ちょっとつかってみて,なぜダメなのか,それなりに納得したのでした.

つづく…

2008-04-12

社会・経済:産業・ビジネス, 書評:社会・経済

BK1 の内容説明によると 「日本の IT 産業が崩壊の危機に瀕している. 牙を剝くグローバル競争の脅威.富士通,NEC,日立はどう立ち向かうのか.産業構造の変革期にあることを改めて訴え,次の IT 産業を創出するための 「カギ」 を提示する.」 ということだが,実はまったく解決への方向を提示できていない. Amazon.co.jp の書評をみても,意見はまったくバラバラであり,問題の根深さを痛感する. しかし,それはすくなくともこの本が問題点の指摘においては成功していることを意味している.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: IT 産業崩壊の危機@ [bk1]IT 産業崩壊の危機@Amazon.co.jp

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書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:放送, 社会・経済:産業・ビジネス

これは,「通信と放送の融合」 に関する本というよりは,コンテンツ政策に関する本である. 日本特有のポップカルチャーがうみだすコンテンツに目をむけ,それをいかすコンテンツ政策を提言している. 通信と放送との区分は日本特有の法制からくるものである. イギリスのコンテンツ配信事業者からは 「伝送方式で制度の適用が異なり,著作権処理の扱いも異なる,という日本の事情が一笑に付された」 (p. 192) という. つまり,「通信と放送の融合」 というのは技術的な課題ではなくて,こういう法制をあるべきすがたになおしていくことだということだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 「通信と放送の融合」のこれから@ [bk1]「通信と放送の融合」のこれから@Amazon.co.jp

つづく…

メディア・アート・イベント・エンターテイメント:ビデオ・映画・テレビ, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:放送

池田信夫は日本のテレビドラマやドキュメンタリーは情報がすくなすぎる,ドラマはもっとテンポがはやくなければならないということを書いています. これには首をかしげる点があります. しかし,日本のニュースをかんがえてみると,私自身,とくにニュース番組において 「情報がすくない」 ことを感じてきました.

つづく…

メディア・アート・イベント・エンターテイメント:ビデオ・映画・テレビ, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

放送通信融合」 ということばはあいまいで,私にはいまだにその意味がよくわかりません. しかし,すくなくともそれには 3 つの側面があることがわかります. ここではそれぞれの側面についてかんがえてみたいとおもいます.

つづく…

書評:Web とインターネット, Web とインターネット

この本を読むと,著者が学生のころから夢をえがき,まわりのひとびとをまきこんで,それを実現しようとしてきたことがわかる. あるときは自分の夢ばかりを追ってまわりのひとへの配慮がたりなかったために失敗している. そういうよわみももった人間が,夢をもちつづけて,つよみをいかしてオーケイウェブという Web サイトをつくり,さまざまなツールを開発していく過程がえがかれている. えがかれた過程からは,彼の成功は単なる偶然ではないことがわかる. おおくの日本人がもっていないものを彼はもっている. それが成功の秘訣だとおもえる. この本からそれを知ることができる.

評価: ★★★★☆

関連リンク: グーグルを超える日@ [bk1]グーグルを超える日@Amazon.co.jp

つづく…

書評:インタフェース・デザイン・アメニティ, 書評:言語・コミュニケーションとネットワーキング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:電話

iPhone をタイトルにふくむ本は日本でもすでに何冊か出版されているが,iPhone がまだ当分日本ではつかえないためか,これまでの本は iPhone そのものにはあまりページをさかず,iPhone をつくった Apple や Steve Jobs について書いていた. この本は iPhone そのものに正面からとりくんだ最初の本だといえるだろう. iPhone の機能や日本の携帯電話との比較,日本での発売の可能性などについて書いている. 意外な話はとくにないが,iPhone の概要を知るにはよいだろう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: iPhoneが日本に上陸する日@ [bk1]iPhoneが日本に上陸する日@Amazon.co.jp

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2008-04-13

社会・経済:乗物と道路・駅, 未整理, 社会・経済:社会保険・高齢者対策・福祉サービス

短距離の電車には確実にすわる方法がありません. そのために歳をとったひとのなかには電車にのりたくないというひとがでてきます. だからといって,かわりにタクシーにのれば料金はたかいし,CO2 をよけいにだします. これからの時代,短距離の電車にも “グリーン車” のようなものがあれば,こういう問題を解決することができるのではないでしょうか?

つづく…

書評:知的生産とリテラシー, 文化・教育と学習:研究法から生き方まで

一般的な知的生産の方法ではなくて研究の方法についての本である. さまざまな研究に挑戦しつづける著者がその秘訣を語っている. とくに,他人の知識を利用するためのさまざまな方法に興味をひかれる. そのためには社交的になりなさいというのは私にはなかなか実践しがたいが,メールより電話のほうがきかなかったことまでおしえてもらえるからよいという記述には納得させられる. ほかにもさまざまなことが書かれている. 一部はふるくなっている点もあるが,絶版 (品切れ?) になっているのが惜しい.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 知的生産 考える技術@Amazon.co.jp

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書評:インタフェース・デザイン・アメニティ, インターフェース・デザイン・アメニティ, 書評:数学・計算・情報学・プログラミング, 数学・計算・情報学・プログラミング

SaaS は ASP とどうちがうのか,えせ SaaS ベンダをみわけるにはどうしたらよいか,などの点について,技術内容にたちいらずにえがこうとしている. だれでも読める本にするために技術内容にふれていないことが,かえってわかりにくくしている面があることは否定できない. 最後の章で SaaS がおもに販売管理や人材管理につかわれていて,今後も企業の 「競争力強化」 にかかわる部分にはつかわれず,「未確定情報」 や 「文字情報」 の処理のため,「負荷削減」 のためにつかわれるだろうという指摘は納得できるものである.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: SaaSはASPを超えた@ [bk1]SaaSはASPを超えた@Amazon.co.jp

つづく…

2008-04-14

社会・経済:乗物と道路・駅, 観光・旅行・出張:国内旅行・出張

高速道路はすでに黒字になっていてもまだ通行料をとられます. ガソリンにはただでさえたかい税金がかかっているうえに,3 月までは道路特定財源にあてるためにそれとおなじくらいの税金がかけられていました. それにもかかわらず,CO2 排出のすくない鉄道の料金よりも高速バスのほうがやすいし,自家用車をつかえばいろいろとみえないコストをはらっているとはいえ,すくなくともみかけ上はさらにやすく旅行することができます. CO2 排出をへらしたいとおもいながらも,やはり鉄道よりずっとやすい自家用車をつかう方向にいってしまいます. どうも釈然としません.

つづく…

2008-04-19

メディア・アート・イベント・エンターテイメント:建築・都市計画, 思想・哲学・宗教

会社のすぐそばに本町八幡神社というちいさな神社があります. きょう,しらべるまで名前すらしらなかったのですが,ここでこの半年くらいのあいだに,けっこうなイベントがありました. ちいさいけれども,けっこうりっぱな社殿がつくられたことです.

つづく…

2008-04-20

社会・経済:日本の再生と針路, 社会・経済:産業・ビジネス, 社会・経済, 社会・経済:農林水産業

この 10 年くらいのあいだに世界は急速に変化し,今後も急速な変化がおこることが予測されています. ここ 10 数年,日本は停滞した状況にありましたが,それゆえに世界との関係はかえって急速に変化し,それにともなって今後は日本も急速に変化することが予想されます. こういうなかで,我々はどちらにすすむべきなのでしょうか? すこしかんがえてみたいとおもいます.

つづく…

2008-04-22

インターフェース・デザイン・アメニティ:コンピュータ・仮想世界 (ヴァーチャルワールド), 情報通信博物館:コンピュータ館

最近,ためし何個か光学式のマウスを買ってみました. そのなかに EZ DigiX というのがありました. この Web ページをみるといろいろ特徴が書いてあるのですが,実際にさわってみると,とてもきもちわるくて,つかう気がおこりません.

つづく…

情報通信博物館:コンピュータ館, 知的生産とリテラシー:印刷・フォントとレイアウト

いま会社で私の席からつかうのに一番適した位置にあるプリンタがエプソン (Epson) の LP-9100 です. 過去にもエプソンのプリンタをつかったことがありますが,私だったら買いません. なぜエプソンをえらぶのか,私にはわかりません.

つづく…

数学・計算・情報学・プログラミング:オペレーティングシステム

MP965-D という PC に Linux (Fedora 8) をのせた話は 「超小型 PC (MP965-D) への Fedora 8 のインストール」 に書きましたが,最近とくに,つぎのようなエラーがおこって,ちゃんと X ウィンドウがたちあがらなくて,こまっています.

SELinux is preventing the ck-get-x11-serv from using potentially mislabeled files (<Unknown>).

つづく…

2008-04-23

DIY (日曜大工) とものづくり・実験, 生活:園芸, 環境・エネルギー

庭に緑があれば,いかにも環境によさそうですが,ほんとうにそうでしょうか? 庭に植物があれば光合成によって炭素 (CO2) が固定されますが,庭のひろさがきまっている以上は,いつまでも成長しつづけることはできません. 不要になった葉や木の枝を処分すると,CO2 はかえってふえてしまうのだとおもえます.

つづく…

環境・エネルギー

シャープをはじめ,日本ではいろいろな会社が家庭用の太陽電池パネルを生産しています. これらは温暖化防止に効果があり,かつ 20 年つかうともとがとれるといわれています. しかし,これはほんとうでしょうか? ちょっと検証してみました.

つづく…

2008-04-24

社会・経済:産業・ビジネス, 書評:社会・経済

著者は農地地価などのデータを入手して,それをみずからコンピュータで分析し,十勝地方に 「特異的に,農業が産業として成立」 していることをみいだした. そして,その謎をとくために現地にでかけて取材している. こうした努力の末に書かれたのがこの本である. この本の最後では国政における自民党と民主党,有権者の行動なども分析されている.

とはいっても,この本がおもにあつかっているのは半導体材料におけるイノベーションである. みずからもかつてつとめていた大企業でイノベーションのたねが死蔵されている状態からぬけだすカギをもとめて,有名なクリステンセンの理論に異をとなえている. とはいえ,物理屋でも半導体屋でもないソフトウェア屋の私には,ここからイノベーションをおこすカギをみつけるのはむずかしい.

評価: ★★★★☆

関連リンク: イノベーション 破壊と共鳴@ [bk1]イノベーション 破壊と共鳴@Amazon.co.jp

つづく…

環境・エネルギー, 社会・経済:産業・ビジネス

通信ネットワークにおいては,受信した情報は通常はだれか特定のところで発信されたものであり,おおくのばあいに発信者を特定することができます. ところが,同様のネットワークによっておくられてくる電力に関しては,どこからおくられてきたものかを特定することができません. にもかかわらず,とくに欧米などでは環境に配慮した特定の発電者から電気を買うことができるようになってきています. これはふしぎなことだとおもえます.

つづく…

Web とインターネット:Web 検索とその応用, Web とインターネット:Wikipedia (ウィキペディア), 数学・計算・情報学・プログラミング:検索・抽出・組織化, 知的生産とリテラシー

私はかつて,世界大百科事典の検索法の開発を仕事としていました. 当時はいつも PC のドライブに世界大百科事典の CD-ROM や DVD-ROM をいれていました. それなのに,この百科事典をひくことはまれでした. ところが,いまではしばしば Wikipedia をひいています. いまや不可欠な道具になっているということができるでしょう. PC のドライブにははいっていませんが,世界大百科事典もいまでもつかえます. それでも,いまもやはり,つかうことはまれです. なぜこうしたちがいが生じるのでしょうか?

つづく…

2008-04-26

社会・経済:乗物と道路・駅, メディア・アート・イベント・エンターテイメント:建築・都市計画

“はり” をあたえる国分寺本町八幡神社の社殿再建」 には,国分寺のなかで最近,環境が改善された部分について書きました. その一方で,バブル崩壊のころから改善されないままになっている部分もあります. それが国分寺駅北口です. 駅前がこんな悲惨な状況で放置されているとは信じがたいことです.

つづく…

社会・経済:乗物と道路・駅, メディア・アート・イベント・エンターテイメント:建築・都市計画, 未整理

最近,国分寺に関していくつか書いてきました (「“はり” をあたえる国分寺本町八幡神社の社殿再建」,「10 数年間,工事中のままの国分寺北口」) が,ついでにもうひとつ,ここにあるふしぎな道路について書いておきたいとおもいます. それは,西武バスの専用道路です.

つづく…

社会・経済:セールス・営業・マーケティング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:電話

マンションなどのセールスの電話が頻繁にかかってきますが,ここではその撃退法について書いてみます.

つづく…

社会・経済:セールス・営業・マーケティング, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:電話

マンション・セールスの撃退法については 「マンション・セールスの撃退法 — 相手の身にもなって…」 という項目で書きましたが,ここでは逆にセールスのパターンやそれに対する私のうけとりかたについて書いてみたいとおもいます. どちらかというとセールスする側の参考になるかもしれません.

つづく…

2008-04-27

Web とインターネット:プロトコルとネットワーク, 言語・コミュニケーションとネットワーキング

SMTP (Simple Mail Transfer Protocol) は最初の版が 1980 年に標準化されたのち,おおきく改訂されてはいない,ふるいプロトコルです. メイルが単なる文字情報のやりとりだけでなく,さまざまな用途につかわれていることは Dabbish ら [Dab 06] などで指摘されていますが,SMTP はそういう用途のためには,ちょっと役不足です. しかし,SMTP においては “to”, “cc”, “bcc” など,宛先をさまざまなかたちで指定することができます. こういう機能は他のプロトコルにおいてはおなじやりかたで指定することはできません. しかし,その有用性はみとめられていて,SIP のインスタンス・メッセージ機能などにも,べつのかたちでとりいれられようとしています. そういうわけで,私は SMTP をみなおしました.

つづく…

2008-04-28

Web とインターネット:ブログ

ここ何週間か,スパムのあらしがふきあれていました. 毎日数 1000 ものコメント・スパムがおしよせて,しかも 100 件以上のコメントが自動登録されてしまうので,毎日,あるいはすくなくとも 2 日に 1 度はそれらを手動でとりのぞく必要がありました. しかし,やっとそのあらしがすぎさって,ここ 2 日くらいはフィルタされずにのこるスパムの数は 10 件程度におさまるようになりました.

つづく…

書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント:建築・都市計画

汐留,丸ノ内,六本木ヒルズ,代官山,町田,おまけに北京といったまちを著者 2 人が実際にあるきながら会話した内容を中心として,それに 2 人が文章を足して構成している. 文章だけでも 200 ページをこえるボリュームがあり,新書にするには写真を十分にいれるスペースがとれなかったのだとおもうが,会話の文章から情景を想像するのはむずかしい. だからますます,あまりいったことのない場所にはいきたくなる.

丸ノ内や六本木ヒルズは目にうかぶが,東京に住んでいながら汐留や代官山にはほとんどいっていない. うしなわれた同潤会アパートはもはやサンプルしかのこっていないが,ヒルサイドテラスにはまだみるべきものがあるらしい. 汐留も反面教師としてみておく価値があるのだろう. 今度,時間をつくって,いってみようとおもう.

評価: ★★★★☆

関連リンク: 新・都市論TOKYO@ [bk1]新・都市論TOKYO@Amazon.co.jp

つづく…

書評:環境・エネルギー, 環境・エネルギー, 社会・経済:産業・ビジネス, 書評:社会・経済

マイクログリッドの厳密な定義はこの本にゆずるが,それは従来の電力ネットワークに接続される分散した電力供給者と消費者とで構成される. 家庭の太陽光発電システムもマイクログリッドの一部になりうるが,この本がおもな対象としているのはもうすこし大規模な,企業などの発電システムであり,発電機器としてもマイクロ・ガスタービン,マイクロ・ガスエンジンなどがとりあげられている.

世間では太陽光発電に関しても CO2 が削減されるといった利点ばかりが強調されているという印象をうける. しかし,カリフォルニアやニューヨークでかつて発生した停電は,電力の安定供給がそんなにかんたんなものでないことをしめしている. 分散型の発電がひろまれば,電力系が不安定になるのではないかという私の疑問に,この本はこたえてくれた. ひとことでいえば,これから解決するべき課題が山積しているということである. 理系の私にもわかりにくい技術的な内容をふくんでいるが,おおまかな把握のためにはやくにたつとおもう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: マイクログリッド@ [bk1]マイクログリッド@Amazon.co.jp

つづく…

2008-04-29

DIY (日曜大工) とものづくり・実験, 思想・哲学・宗教, 未来の予測と創造, 環境・エネルギー, 生活, 社会・経済, 社会・経済:農林水産業

資本主義経済においては,分業,大規模化,集中,グローバル化がめざされてきました. ひくいエネルギー・コストのもとではものを移動させてもそれほどコストがかからないからです. しかし,温暖化をはじめとする環境問題が深刻化し,エネルギー・コストが大幅に上昇すると,そういう方向はかならずしものぞましいものではなくなってきます.

逆の極端は自給自足です. 完全な自給自足を復活させることはかんがえられませんし,情報通信のグローバル化は今後もさらにすすみ,過去にもどることはないでしょう. しかし,モノに関しては分散的な生産・消費をゆるいネットワークによってむすぶシステムがひとつの理想形になるのではないでしょうか?

つづく…

数学・計算・情報学・プログラミング, 未来の予測と創造, 社会・経済:産業・ビジネス, 言語・コミュニケーションとネットワーキング, 社会・経済:農林水産業

すくなくとも最近まで,情報通信技術は最先端技術であり,主役でした. すくなくとも情報通信技術者たちは,そうおもっていたでしょう. しかし,ユビキタスの時代,つまりコンピュータがみえなくなる時代 (「ユビキタス・コンピューティングとエージェント指向コンピューティング」 参照) には,もはやコンピュータは主役ではなくなる,つまり情報通信技術は主役である 「みえる技術」 をささえる脇役になるのだとおもいます. 主役はむしろ農林水産業や鉱業などなのではないかともおもいます.

つづく…

社会・経済:マネー・電子マネーと景気循環, 社会・経済

ながらく借地に住んできましたが,現在は自分で土地を所有しています. そういうわけで 2 回ほど売買交渉の当事者となったのですが,土地という商品の値段の幅のおおきさにおどろかされました.

つづく…

未来の予測と創造, 社会・経済

ハーバート・サイモンによれば,「市場」 は最小限の情報流通と計算だけで機能するメカニズムです [Sim 99] (p. 41). 情報通信が高価だった時代には,それは不可欠なことでした. しかし,情報通信技術は人類がうまれて以来はじめての大変革をもたらそうとしているようにおもえます. もはや情報や計算は高価なものではなくなり,それにともなってグローバル化した市場は世界規模での物流をもとめました. しかし,エネルギー・コストの増大や温暖化防止の要請によって,世界規模の物流は制約されるようになります. そうなると,モノが流通する場としての市場はもはや従来のようには機能しなくなり,情報流通を中心とするあたらしいメカニズムが支配するようになるとかんがえられます.

つづく…

メディア・アート・イベント・エンターテイメント, 歴史:戦争

WBS をのぞいては民放のテレビをほとんどみない私が,たまたま日本テレビの 「天才ダビンチ 伝説の巨大壁画発見 !」 なる番組を途中からみました. ゆくえ不明になっていた 「アンギアリの戦い」 (Battaglia di Anghiari) という作品が,実はベッキオ宮にあるヴァザーリ (Giorgio Vasari) の絵の裏にかくされていることをマウリツィオ・セラセチーニ (Maurizio Seracini) という研究者が発見した,そのヒントになったのは彼がヴァザーリの絵にあるのを発見した cerca trova (さがせばみつかる) というとばだったということです. この作品は戦争の残虐さをえがいた絵だということです. ここからさきは私の想像ですが,ダビンチ (Leonardo da Vinci) ほどの大芸術家の絵ではあっても,このような絵はその場にふさわしくないとかんがえられて,完成されるまえに封印されてしまったということではないでしょうか.

つづく…

2008-04 について

2008-04 にブログ「カナダからのブログ」に投稿されたすべてのエントリーです. 過去のものから新しいものへ順番に並んでいます.

前のアーカイブは 2008-03 です.

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