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映像をたのしむコツをコメントする? ― 映像へのコメントづけに関する一考察

ニコニコ動画のような映像へのコメントづけの可能性をいろいろ,かんがえようとしています. ひとつの可能性として,映像をたのしむコツのようなものをコメントとして書くことがかんがえられるのではないかとおもいます.

映像をみるとき,どこがみるべき場所なのかはなかなかわからないことがおおい. 従来のテレビの荒い映像でもみるべき場所に目がいっていないことはしばしばですが,ハイビジョンになれば,なおさら,みるべき場所をさだめるのはむずかしくなります. 才能ある映像作家は視聴者をうまくみちびいて,みるべき場所に視点をひきつけて,万人を感動させてくれます. しかし,そういうことはだれもができるわけではありません.

どこをみるべきかわかりにくいとき,映像のなかにちょっとコメントをいれて,その見方をつたえるとよいのではないでしょうか. みるべき場所や (抽象的な意味での) 視点をコメントとするわけです. そのみるべき場所のちかくにコメントをいれれば,視点がうまく誘導されるでしょう.

ところで,こういうコメントはその性質上,はやめにいれる必要があります. みるべきものがきえてしまってからコメントしても,意味はありません. 一瞬の出来事であれば,それがはじまるまえにコメントをいれることがぜひ必要でしょう.

ひとによっては,あるいはときとばあいによっては,おなじコメントがわずらわしく感じられることもあるでしょう. つまり,いれわなくてもみるべき場所や視点を知っているひとにとっては,よけいなおせわです. したがって,こういうコメントづけは,ひとしく万人に対してするのではなく,限定されたコミュニティのなかでよりよく機能するとかんがえられます. それは,映像の作者があらかじめコメントをいれるのではなく,あとから “解説者” がいれるのがよいということを意味します.

解説者によるコメントづけは原作者が気づいていなかった点を指摘することもできます. そういうするどい解説はだれにでもできるわけではないので,すぐれた解説者がもとめられるでしょう. もしこういうコメントづけという行為がビジネスになるとすれば,おかねをはらってコメントづけを依頼するこということもかんがえられます.

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