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爆発するビデオ・トラフィックと私の経験・意識の変化

今年前半におこった 「ビデオ・トラフィックが P2P (peer to peer, ピア・ツー・ピア) をぬいた」 という現象を,私の経験・意識とむすびつけて論じてみたいとおもいます.

私は家庭に ISDN が低コストで導入できるようになるとそれを導入し,CATV (ケーブルテレビ) でインターネットができるようになるとそれを導入し,ADSL のほうが有利になるとそれを導入するというように,数年前までは,より高速のネットワーク接続を自分の家にとりいれてきました. しかし,FTTH (光ファイバ) が現実的な選択になってきたにもかかわらず,いまだにそれをつかっていません. それは,FTTH でなければならないアプリケーションをつかっていないためです.

たしかに,ときどきおおきなファイルをダウンロードすることがあるので,そういうときにはもっと高速ならよいとおもいます. たとえば,あたらしい Fedora (フェドラ) がリリースされたときには,1 GB をこえるファイルをダウンロードする必要があります. しかし,そういうことはまれであり,通常は 10 Mbps 以下の速度で十分につかえます. FTTH をつかうアプリケーションとして,これまでは VOD (Video On Demand, ビデオ・オン・デマンド) くらいしかかんがえられませんでした. VOD というとまず映画ということになるとおもいますが,私は映画にはあまり興味がありません. ニュース映像くらいであれば FTTH でなくてもあまりこまりません.

これは私個人の意識であって,ほかのひとはまたちがう経験をしちがう意識をもっているでしょうが,おなじようなとらえかたをしているひともすくなくないものとおもいます. しかし,そういう状況を YouTube (ユーチューブ) や ニコニコ動画,そして,たぶんそれにつづいて登場するであろうアプリケーションがおおきく変えようとしていることはまちがいないでしょう. すでに今年 6 月ころ,過去 4 年間インターネットの大半をしめてきた P2P トラフィックがその座をビデオ・トラフィックにゆずったと報道されています (たとえば ITmedia の 「YouTube 人気が影響,HTTP トラフィックが P2P を抜く」). たとえばニコニコ動画だけをとっても,7 月に 30 Gbps の回線がパンクして,さらに 20 Gbps 追加するというような状況だったようです (「ニコニコ動画 関係者ブログ」 の 「動画再生回数10億回突破!」). 現在の回線容量がどうなっているのかは知りませんが,さらにトラフィックがふえていることはまちがいありません. YouTube はニコニコ動画ほど爆発的にアクセスがふえてはいないようですが,ふえていることにかわりはありません. さらに,上記の記事のなかでも 「「向こう 1 年のうちにこのトレンドを加速させる新しいアプリケーションが登場するだろう」 と Ellacoya は述べている」 と書かれていますが,これは私の直観とも一致しています.

読者のみなさんはどうおもいますか? どんな経験をしてきましたか?

キーワード: ユーチューブ

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