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書評:メディア・アート・イベント・エンターテイメント, メディア・アート・イベント・エンターテイメント:写真・ビデオ・映画・テレビ, 言語・コミュニケーションとネットワーキング:放送

ギョーカイ通ならではだが近視眼的 ― 西 正 著 「「新」 メディア進化論 ― インターネットに押されるテレビ」

この本の魅力的なタイトルにつられて買ってしまった. 私が知りたいのは今後 10 年あるいは数 10 年のスケールで放送・通信メディアがどう “進化” していくかということである. ところが,著者はギョーカイ通なので,ギャップフィラーという小型アンテナの話とか,民放の番組のスタイルとして NN, NL, LN, LL があるとか,こまかい話はいろいろ書いてあるが,全体がつかめる話はあまりない. アップルのアイチューン (iTune) もちょっと登場するが,単なるエピソードであり,それが “進化” とどうむすびついてくるのかについては書いてない. あまりに近視眼的なのではないだろうか.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 「新」メディア進化論@ [bk1]「新」メディア進化論@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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