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情報通信博物館:コンピュータ館

デュアル Pentium Pro のぜいたくなマシン

私は最近では最速のマシンを買おうとか,メモリをふんだんに積もうとか,かんがえなくなりました. パソコンの能力の限界をためすような,ぎりぎりの計算をしなくなったからです. もっとぎりぎりの計算をしていた時代,そのためにぜいたくなマシンを買っていた時代が 1997 年ころにありました.

PentiumPro.jpg

当時私は軸づけ検索法というあたらしいテキスト検索の方法を開発していましたが,その仕事を家にももちかえっていました. まだフリーの全文検索エンジン Namazu もない時代で,全文検索のプログラムを自分で Perl で書いてつかっていました. 全文検索のインデクスをつくるプログラムも Perl で書いていましたが,百科事典のインデクスをつくるのには 2 ~ 3 日かかりました. 会社では基本的には毎日電源をおとすので,家でデュアル Pentium Pro のマシンを 2 ~ 3 日まわして,インデクスをつくりました (もちろん同様のスペックのマシンを手にいれて許可をとれば会社でもおなじことはできたわけなのですが).

デュアルといっても,じつは当時の Linux はうまく設定しないと CPU を 2 台つかうことはできず,結局うまくいかないままでした. 写真のマザーボードがこのマシンのものですが,このマザーボードには Ultra Wide SCSI のインタフェースものっていました. インデクスはディスク上においたので,この SCSI インタフェースが大活躍しました. メモリは 384 MB 積んでいましたが,これは当時としてはかなりおおいほうです. メモリの量が計算効率におおきく影響したからです. たいていのマシンは 64 MB くらいしか積んでいなかった時代です. CPU は 180 MHz のものでしたが,それを 200 MHz でつかっていました. 長時間連続使用するので,あまり極端なオーバークロックは危険なのでしませんでしたが…

このマシンは,ほかではつかったことがないサーバー用の大型ケースにいれていました. このケースには 5 台以上のハードディスクを搭載することができて,実際,数台の IDE と SCSI のディスクを搭載していました. しかし,結局,ふるいディスクは容量がちいさくておそいこと,多数のディスクを搭載するとマシンの起動がおそくなり,トラブルもふえることなどから,それ以降はできるだけ単純な構成をめざすようになりました. 現在では小型のケースに最低限のドライブだけをのせてつかうようになっています.

追記:
この Pentirum Pro には DOS パラダイスで 1 個 1000 円という安値で買ったクーラーをつけていました. ヒートシンクはうすくファンもちいさいのですが,これで十分,機能していました.

PenProCooler.jpg

キーワード: Intel, Pentium Pro, インテル, ペンティアム・プロ, ペンティウム・プロ, リナックス, リヌクス

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