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情報通信博物館:コンピュータ館, 知的生産とリテラシー:印刷・フォントとレイアウト

わが家のプリンタの変遷

パソコンを家でつかうようになって以来,もう 9 台かそれ以上のプリンタをつかってきました. その種類もインパクト型,熱転写形型,レーザ型,インクジェット型というように,さまざまです. もはやてもとにないものがおおいので 「博物館」 というのはすこしおこがましいのですが,これらのプリンタについて書いてみたいとおもいます.

もうほとんどわすれていましたが,最初に買ったプリンタは漢字が印刷できない 5x7 ドットのインパクト・プリンタでした. 機種名もわすれてしまったが,精巧舎のものだったと記憶しています. 私が買った最初の PC は PC-9801 (の最初の機種) ですが,そのために買ったものです.

漢字を印刷するために買った最初のプリンタはスター精密の熱転写形プリンタ TR-24 でした. プリンタ本体はもうのこっていないのですが,つかいのこしのインクリボンがいまものこっています.

熱転写型プリンタは大量の印刷にはむかないので,つぎにエプソンのドットインパクト・プリンタ VP-800 を買いました. これもまだ PC-9801 をつかっていたころのことです. いま VP-800 はエプソンの Web をみても消耗品の情報以外はほとんどないのですが,エプソンのサイト以外でもリボンの情報はたくさんあるので,いまでもつかっているひとがけっこういるとおもわれます. 私自身はだいぶまえに,すててしまいました.

PC-9801 のつぎに買った PC は Macintosh IIX でした.最初は専用のインタフェースをとおして VP-800 をつかっていましたが,あまり便利でないので,つかわなくなってしまいました. Macintosh にはやはりレーザ・プリンタがむいています. Macintosh はその後,何台か買いましたが,そのあいだに沖電気の Microline 400 PSII を買いました. これは 10 万円をきる価格でポストスクリプトの印刷ができる,当時としては画期的なレーザプリンタでした. その後 Macintosh をつかわなくなってからも,Windows NT/2000/XP のマシンからつかいつづけました.

ML400.jpg Microline 400 PSII

HL-5070DN.jpeg 論文などを大量に保存していると,片面印刷では保管のために場所をくうのでこまります. そのため,ついに 3 年ほどまえに,まだつかえる Microline 400 をやめて,両面印刷ができるブラザーのレーザ・プリンタ HL-5070DN を買いました. 日本ではブラザーのレーザ・プリンタはあまり売れていないようですが,これはポストスクリプト互換で両面印刷ができ,ネットワーク・インタフェースがついて当時 40000 円程度の価格で買える画期的なプリンタでした. ポストスクリプトのドライバは通常はつかっていないのですが,それでも印字の正確さはポストスクリプトなみで,私が知っているキヤノンや富士ゼロックスのもっと高価なプリンタよりずっときれいに印刷できます. ただ,なぜか論文を連続して印刷していると最初のページの下半分が空白になることがあるという問題点や,ドライバをインストールしてからしばらくたつとプリンタにつながらなくなってしまうことがあるという問題点 (後者は最近は再現していません) があって,すべてに満足できるわけではありませんでした.

インクジェット・プリンタについては 「キヤノンのインクジェット・プリンタ」 に書いたので,ここには書きません.

キーワード: マッキントッシュ, LBP, レーザービームプリンタ, レーザビームプリンタ, レーザープリンタ, Epson, Oki, Brother, Canon, Fuji Xerox

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