「仮想化」 の解説

最近はあちこちで 「仮想化」 が注目されている. サーバの仮想化,ネットワークの仮想化などなど... しかし,それでは 「仮想化」 ってなにを意味しているのか,どれだけのひろがりがあるのか,とおもってしらべても,あまりきちんと書いているものがない. この講義でネットワーク仮想化をとりあげたので,そのついでにコンピュータの仮想化のことまではなした. その材料を Wikipedia にいれて紛糾するとこまるので,自分のサイト (調査と解説: 仮想化とは?) に書いた.

すでにある Web ページのなかで比較的よく書けているのが Wikipedia の 仮想化 の項目だ. そこからリンクをたどって 仮想機械 の項目にいくと,Java はもちろん,Pascal P のことまで書いてある. 上出来だ. しかし,ネットワーク仮想化については書いてないから,不満がある.

コンピュータの仮想化とネットワークの仮想化を両方とりあげ,仮想化には量の仮想化と質の仮想化があることなど,いくつかの分類をしめしている. こういう議論はいままでなかったようにみえるが,そのことのほうがふしぎだ.

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