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仮想化:サーバの仮想化

サーバ仮想化ソフトウェア Xen に関する論文

VMWare や Hyper-V などに先行するサーバ仮想化ソフトウェア Xen に関する論文をあつめた.

Xen はケンブリッジ大学コンピュータ研究所 (University of Cambridge Computer Laboratory) において開発されたサーバ仮想化ソフトウェアである. Barham ら [Bar 03] は Xen に関する基本的な論文だ.

Clark ら [Cla 05] は Xen におけるライブ・マイグレーションについての論文だ. Xen においてはダウンタイムつまりライブ・マイグレーション時に VM 上のアプリケーションが停止する時間を短縮することがおおきな目標となっている. Quake 3 というオンライン・ゲームにおいてはダウンタイムを 60 ms という,ゲーマーがほとんど気づかない時間におさえることに成功している.

Pratt ら [Pra 05] は Clark ら [Cla 05] とおなじころに書かれた論文である. Xen 3.0 の新機能を中心に書かれているが,Quake 3 などにおけるダウンタイムの短縮についても書かれている.

上記の論文をはじめとして Xen に関する論文のおおくはケンブリッジ大学の研究者が書いているが,Clarkson University の Clark ら [Cla 04] は Barham ら [Bar 03] による実験を追試している. ただし,これは初期の版に関する追試であり,ライブ・マイグレーションなどはふくまれていない.

参考文献

  • [Bar 03] Barham, P., Dragovic, B., Fraser, K., Hand, S., and Harris, T., Ho, A., Neugebauer, R., Pratt, I., and Warfield, A., “Xen and the Art of Virtualization”, 19th ACM Symposium on Operating Systems Principles (SOSP ’03), pp. 164–177, 2003.
  • [Cla 04] Clark, B., Deshane, T., Dow, E., Evanchik, S., Finlayson, M., Herne, J., and Matthews, J. N., “Xen and the art of repeated research”, 2004 USENIX Annual Technical Conference, p. 47, 2004.
  • [Cla 05] Clark, C., Fraser, K., Hand, S., Gorm Hansen, J., Jul, E., Limpach, C., Pratt, I., and Warfield, A., “Live Migration of Virtual Machines”, 2nd Symposium on Networked Systems Design and Implementation, pp. 273–286, 2005.
  • [Pra 05] Pratt, I., Fraser, K., Hand, S., Limpach, C., Warfield, A., Magenheimer, D., Nakajima, J., and Mallick, A., “Xen 3.0 and the Art of Virtualization”, Ottawa Linux Symposium 2005 (OLS 2005), pp. 65–77, 2005.
Keywords: Hypervisor, ハイパーバイザ

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