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省エネルギー・省電力:省電力化のためのネットワーク・トラフィック制御

ネットワーク機器をスリープさせるための経路の制御

ルータなどのネットワーク機器をスリープさせるか電源を遮断して省電力化をはかるとき,それらの捜査をおこなうまえにその機器にトラフィックがながれないように制御する必要がある. そのための方法に関する文献をあつめる.

あるリンクにパケットがながれないようにするには,直接,転送制御を変更する方法と,ルーティングを変更する方法とがある.

転送制御はハイエンドルータにおいては通常ハードウェアでおこなわれるため,それを変更するにはハードウェアをそのように設計する必要がある. たとえば,Soteriou ら [Sot 03] はこのような方法をとっている. この方法はハードウェアを変更できなければ適用することができない.

これに対して,ルーティングを変更する方法はリンクのおもみを変更するだけで,比較的容易におこなうことができる. たとえば,Gao ら [Gao 09] [Zho 09] は,リンクのおもみを増加させることによってそのリンクからトラフィックを排除して,そのリンクにつながるインターフェースの電源を遮断する方法を記述している.

参考文献

  • [Gao 09] Shan Gao, Jia Zhou, Aya, T., Yamanaka, N., Reducing Network Power Consumption Using Dynamic Link Metric Method and Power Off Links, IEEE Int'l Student Paper Contest 2009.
  • [Sot 03] Soteriou, V., and Peh, L.-S., Dynamic Power Management for Power Optimization of Interconnection Networks Using On/Off Links, 11th Symposium on High Performance Interconnects (HOTI’03), 2003.
  • [Zho 09] 周 佳, 高 山, 津留崎 彩, 山中 直明, ダイナミックリンクメトリックスとパワーオフによるネットワーク全体の低消費電力化の検討, 電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ, 109 (85), pp. 85-89, June 2009.
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